11月 19, 2015

いきなりの手のひら返し? ソフトバンクが急に「Android推し」になった理由とは

Androidの比重を徐々に高めてきたソフトバンク・・。ソフトバンクがAndroidに「傾倒」する姿勢を見せたのは、実は今回の発表会が初めてではありません。同社は去る6月、Android端末の特設Webサイトを公開。7月に開催した法人向けイベント「SoftBank World」では、スマートフォンの例としてAndroid端末を挙げて、孫正義氏もこれまで「iPhone」と言ってきたところを「スマホ」と言い換えるなど、Androidへの配慮が目立っていたのです。直近では9月29日、日本マイクロソフトの発表会にソフトバンクのエヴァンジェリストである中山五輪男氏が登壇し、WindowsとiOSの両方への取り組みをアピールする中で「当社はAndroidもやっている」と付け加えたのが印象的でした。そして今回の発表会では、米グーグルから来日していたAndroid担当副社長のヒロシ・ロックハイマー氏が登壇しています。Androidのマスコットとしてお馴染みのドロイド君に加え、ソフトバンクの「お父さん」を模した「シラトロイド」も登場しているという気の使いようだったのです。既存ユーザーを含むAndroidユーザー全員にグーグルの音楽サービスを3カ月間無料で提供するなど、グーグル色の強い発表会となりました。日本では好調のiPhone人気ですが、世界的にはAndroid端末の圧勝ですから、無視できない存在であるのはソフトバンクといえども間違いのないところです。

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