7月 9, 2016

「docomoスマートパーキングシステム」センサーを設置するだけで貸し駐車場に

NTTドコモは、コインパーキングを安価に設置できる「docomoスマートパーキングシステム」を開発し、コインパーキングサービスを提供する企業とともに、システムの実証実験を行いました。期間は6月13日~2017年3月31日です。「docomoスマートパーキングシステム」は、コインパーキングの車の入出庫を、今までのフラップなどの代わりにIoT機器である「スマートパーキングセンサー」を活用して管理するというシステムになっています。駐車場の入庫時にスマートフォンアプリからチェックイン手続きを行い、出庫時は手続きが不要です。利用料は1分単位でオンライン決済されます。従来のフラップ式のコインパーキングシステムと比較すると、フラップや精算機の設置が不要なため、工事期間が短く、初期費用を3分の1程度に抑えられると言われます。「スマートパーキングセンサー」にはセンサー機能と通信モジュールが内蔵されており、バッテリー交換無しで5年間運用できることを目指して開発中です。6月13日~の実証実験では、シェアリングサービスとコインパークが提供する一部の駐車場に「スマートパーキングセンサー」を設置して、サービスの有用性を検証します。実験では、プレステージ・インターナショナルとプレミアモバイルソリューションが保守・運用サービスを担当します。10月以降に、「docomoスマートパーキングシステム」を利用した駐車場サービスをドライバー向けに試験提供することになっています。

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