“最近になって、「マルウェア、ランサムウェア、androidウィルス」が有名になってきました。この中でも、よく騒がれているものがandroidウィルスです。
androidウィルスは、アプリをインストールする際に感染してしまう従来のウイルス感染とされています。また、どうしてアプリをインストールするだけでandroidウィルス感染してしまうのか・・・というと、「安全性が不明なサイトからアプリをインストールするユーザーが多い」からです。
つまり、androidウィルス感染を防ぎたいのであれば、シンプルに公式サイト以外は利用しないでアプリをインストールするだけで問題ありません。
そして、次のようなandroidウィルスによく見られる特徴も知っておきましょう。androidウィルスは日進月歩で新しい感染の手口が模索されているため、androidウィルスが拡散される手口を知っているだけでも、かなり対応がちがってきます。
まず、「無料をアピールしているアプリ」はandroidウィルスの可能性が高いと思ったほうがよいでしょう。そもそも、今では無料であるのは当然・・・とされているアプリが増えています。その理由は、アプリをインストールする際に無料でも、利用中に広告が表示されるようになっているからです。広告が表示されるほどアプリ開発者は収入を得ることができるため、無料のセキュリティソフトやアプリは無数に存在します。
次に、「アプリをインストールするだけで機能が向上する」とアピールしているアプリも、androidウィルス感染リスクが高いです。
具体的には、バッテリー節約アプリが有名なので注意してください。そもそも今では、大容量バッテリー搭載モデルが安く購入できる時代です。つまり、バッテリー節約アプリをインストールしなくても、スマートフォンの機能的にはなんの問題もありません。
このように、本来であれば不要なものをインストールしたほうがよい・・・とアピールしている時点で、おかしいと思うようにしましょう。
そのほかでは、「サイトにアクセスさせようするアプリ」もandroidウィルス感染リスクが高いと思って問題ありません。一般的なandroid携帯用アプリというのは、広告が表示される程度で特定のサイトにアクセスするよう案内してくるものではありません。
サイトにアクセスさせることで、本格的に個人情報を盗むように仕組まれている、もしくは、サイトにアクセスしただけで別のアプリをインストールしてしまう恐れがあるため注意してください。”