要注意!『eSIM』にも【デメリット】があるって本当?!
SIMカードのように、物理的なICチップがなくても、簡単にスマホの乗り換えができると話題なのがeSIMカードです。
便利なICチップというイメージがあり、あまり知られていないのですが、実は事前に確認しておくべきデメリットもあります。
今回は、eSIMを使ってキャリアや格安SIMから乗り換えを検討されている方のために、事前に注意しておきたいポイントをまとめました。
『SIMカードでは手間がかかるから、eSIMで手続きしたい』
という方も多数いらっしゃるかもしれませんが、必ず注意点・デメリットも把握しておいてくださいね。
それでは、詳しく見ていきましょう。
◾️eSIMとは?
eSIMとは、翻訳すると「埋め込み」という意味になります。
私たちが日頃、よく目にする物理的なSIMカードとは異なり、最近ではスマホ本体に内蔵された、埋め込まれたICチップのことを指します。
普段は、スマートフォンの内部に埋め込まれているため、直接触ったり目にすることはないため、なかなかイメージしにくい、という方がほとんどだと思います。
この機会に是非、覚えておいてくださいね。
◾️eSIMのデメリットとは?
eSIMのデメリットは、大きく分けて四つあります。
それぞれ詳しく見ていきます。
デメリット①:eSIMに対応していないスマホ、キャリアプランがある
au、ドコモ、ソフトバンクといった大手キャリアでは、eSIMを2021年にスタートしています。
現在、格安SIMでもeSIMを扱う通信会社が増えていますが、すべての機種がeSIMに対応しているわけではないのです。
乗り換えを希望するキャリアや格安SIMが、eSIMに対応しているのか、まずは確認する必要があります。
デメリット②:契約の際、別端末でQRコードを読み取る必要あり
eSIMでの契約の場合、プロファイルを自分でダウンロードし、初期設定を行う必要があります。
この場合に、契約したいスマホ以外の別端末から、QRコードを読み取り、設定をしなければならないこともあります。
デメリット③:Wi-Fi環境が整っている必要あり
eSIMでの契約は、オンラインで行います。
そのため、Wi-Fi環境が整っていないと操作を進めることができません。
外出先で行う場合、インターネットが繋がる環境か確認しておいてくださいね。
デメリット④:すべての手続きを自分で行わなければならない
申し込みから、契約、インターネットの開通手続きまで全てを一人で行う必要があります。
オンラインでの契約となるため、いつでもどこでも申し込みができるという点では便利ですが、このようなデメリットもあるため注意が必要です。
◾️安さだけでなく、申し込みのしやすさも重視しよう!
eSIMでの手続きを検討している方は、きっとスマホの月額料金を安くしたい、またはオンラインで完結できるから便利だと思っている方が多いです。
しかし、上記のようなデメリットも存在します。
料金の安さだけで申し込みをしてしまうと、MNP転出手続きに失敗したり、申し込みたかったプランを契約できないなど、トラブルも起こりやすくなります。
また申し込みをするタイミングも重要です。
月末に申し込みをすると、ギリギリになってしまい心の余裕がなくなって焦ってしまう方も多いです。
なるべく時間に余裕を持って申し込みすること、全ての手続きが終わるまでに1時間ほどはみておいた方が安心です。
また何日か前から、MNP予約番号も取得しておくとスムーズです。
是非、焦らずにしっかりと下調べをした上でeSIMでの手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
◾️まとめ
物理的なSIMカードが不要で、オンラインでいつでも簡単に申し込みができると人気のeSIMカードですが、デメリットもあることをご紹介しました。
これから、eSIMカードで申し込みをされる方、事前に申し込み方法を調べておくこと、ある程度の知識がないと、失敗してしまう恐れもあるので十分に注意しましょう。